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ニポポ、安らかに…

〜コアラ〜

2008年2月17日、オスのコアラの「ニポポ」(10才9ヶ月)が永眠しました。コアラのオスの寿命は10年といわれていますので、天寿をまっとうしたといえるでしょう。 ニポポは、1997年4月に金沢動物園で生まれ、1才半の時に「種の保存」のため名古屋市東山動物園に貸し出されました。そこでメス5頭との間にオス2 頭メス5頭の子供をもうけ、国内のコアラの飼育に貢献し喜ばれました。ニポポが8才の時、その役目を終えて末娘「ヒマワリ」とともに故郷の金沢動物園に帰ってきました。穏やかな毎日を過ごしていましたが、突然今月2日に倒れ療養中でした。 ニポポの幼い頃のエピソードで、4ヶ月年下の「オサム(オス)」との話があります。出産準備のため、お母さんと昼間だけ離れなければならないオサムをニポポの個室に連れて行ったところ、ニポポはオサムを背中に乗せてスイスイ木に登り、その日以降とてもオサムを可愛がってくれました。第にオサムの体が大きくなってくるとさすがに重たそうでしたが、オサムがひとりで過ごすことに馴れるまでの間ずっと背に乗せ面倒をみていました。晩年まで変わらなかったそのやさしい性格が子供たちにしっかりと受け継がれて欲しいと願っています。(新藤)

コアラ01 コアラ02
晩年元気だった頃
( 屋外展示場にて)
名古屋行きが決まった頃
(財)横浜市緑の協会 動物園部
236-0042 横浜市金沢区釜利谷東5−15−1 045-783-9101